2014年07月07日

守秘義務15

 そんな留美も、調査票が届いたときは驚いた。
 どうしよう…。えらいこっちゃ…。
 「ねー、どうするテツヤ。これ」
 「え?行って来たらええんちゃうの?」
 「うーん。せやな。候補なだけやし」
 と、大して考えもせずにホイホイ記入し、ポストに返送した。
 実は、留美も最初は半信半疑だったが
 「日給1万円。交通費別途支給」
 に惹かれたのであった。
 そして、留美も抽選で選ばれてしまった。正直、燃えるぜ。
 「よーし、傍聴マニアの意地、見せたろやないの!」
 と意気込んだ留美は、起訴状を見てさっそく尻込みした。被告が暴力団員だったからである。
 「げ、やくざやん」
(by川井秋葉)


※注:フィクションです。文中の登場人物、団体、建物すべて事実と関係ありません。




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ラベル:守秘義務 小説
posted by akibacchi2980 at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説:守秘義務 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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