2014年01月23日

やりたくないものはやらなくてもよいのでは?

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トラックバックにこんなエントリーがありました。
水戸地裁で裁判員8人全員解任(兼六坂ランダムウォーク 〜弁護士 山岸陽平Weblog〜)
今回辞退した水戸地裁の裁判員は何か理由があって辞任を申し出たものであろうと思う。ただ、多くの人たちが当初の召集にも応じずに選任されなかったり、選任手続で辞退事由を主張して結果的に選任されないのに対し、当初そういった主張を堂々とできずに裁判員に選任されてしまった人たちが選任されてから後悔し、土壇場で辞退するのは、「なんだかなぁ」と思う。

裁判員制度には、国民の感覚が評議や判決に反映されるというメリットはあるとは思うが、他方、どこまで責任感を持った判断をされているのだろうと疑問に思うこともある。

本音では、「裁判員やりたくない」という考えを持つ人が多いのだろう。そのような人が多い中で、選任に応じる積極的な人や拒否できない人ばかりが裁判員になるいびつさ。そして、罰則が怖くて渋々選任に応じているが内心やりたくない人の多さ。私は、この状況を「国民の意識の反映」などと手放しで称賛することはできない。

もともとのニュースは、
水戸地裁の裁判員裁判(現住建造物等放火罪)で裁判員全員が解任になったニュースらしい。
、、、、
これを見てどう思え?というのだろうか?
せっかく裁判員がやる気でも、被告が弁護士さんをクビにしちゃう例も少ないが、多少はある。
被告が弁護士解任 裁判員裁判当日に(裁判員Blue 2010年9月13日)
被告が弁護人を裁判当日に解任してしまい、そのまま裁判員の選任手続きがキャンセルになった。ということである。
ある男性会社員は「このタイミングで解任は無責任」とぼやいていたということである。
被告が弁護士を解任するニュースは他にも、
開廷わずか5分で「弁護人を全員、解任します」(傍聴マニアックス 2011年6月30日)
「弁護人を全員、解任します」

 被告人の言葉に、東京地裁の法廷には緊張が走った。公判開始からわずか5分で弁護団が解任されたのだ。長年傍聴してきたが、こんな裁判は初めてだった。

 最初からどこかおかしかった。公務執行妨害という微罪なのに、男女4人の弁護士が並ぶ。開廷時刻を過ぎても被告人が来ない。数分後、黒いスーツ姿の男が手錠をハメられて入廷。やっと裁判が始まった。東京都品川区の大林勝夫(48、仮名)。裁判官に職業を問われると、「資産管理業」とだけ答えて黙秘した。

 起訴状が読み上げられた。4月22日、高輪署で建造物侵入容疑で取り調べ中に、54歳の警察官に抵抗。頭突きを2発食らわせたという。ところが、罪状認否で大林は「すべて否認します」とキッパリ。

 若い裁判官が「では、弁護人のご意見は?」と尋ねると、大林は「待ってください!」と声を荒らげた。「彼らは父が勝手に選任したので、信頼が置けません。この場で解任します」と訴えたのだ。並み居る弁護人は、あきれた表情で被告の顔をのぞき込んでいた。

 「彼らと打ち合わせをしたことすらありません」。大林がそう言うと、主任弁護人の老人が立ち上がった。「とんでもないことだ!」

弁護士全員解任!!!!!(日本の殺人裁判 2008年7月5日)
しかし、いつまでたっても弁護士がやってきません。
あれれ、と思っていると刑事2部の裁判官たちがやってきました。
わ〜毛利さん!宮本さん!るいさん!(と、あと一人若い方もいらっしゃいます)久しぶりに見れる〜!
とやる気満々でしたが毛利さんが信じられない事を告げました……………

「被告人から弁護人4名の解任届が出ました。弁護人がいないと裁判ができませんので、次回以降の期日は取り消しとします」
ええっ!!!!!!
12月まで決まってたのに…もう予定としてバッチリ組み込んでたよ私…
傍聴人たちは全員落胆です。

ん〜、つまり、裁判は関わる全員が(被告、裁判官、検事、裁判員。。。)やる気にならないとダメみたいです。
そんなの言われたって無理。
そんな人は、別に辞退して責任を感じなくてもいいのでは?
誰にも責任はありませんよ。
あ、裁判官は責任感じちゃってるかもね。

地裁:あー、裁判員の裁判、頓挫しちゃったよ。たらーっ(汗)
最高裁:おいおい、この裁判員裁判、どうして頓挫したんだ?早く再開しなさい。むかっ(怒り)
地裁:あ、最高裁さん、裁判員が全員、解任になっちゃって…。もうやだ〜(悲しい顔)
最高裁:あんまり裁判を溜めると、人事院に言いつけてボーナス減らしてもらうぞ。
地裁:そんな殺生な!うちには住宅ローンが残ってるし、育ち盛りの子供がいるんです!どうか許してください!
最高裁:じゃあ、早く裁判を再開させるんだな。
地裁:しかし、最高裁なら解ると思いますが、裁判って難しいんですよ。新しく選任された裁判員にも裁判のことを教えなきゃいけないし。。。あせあせ(飛び散る汗)
最高裁:そんなもん、DVDを観てもらって何とかしろ。CD
地裁:えー、そんなの無理ですよ。そんな単純な事件じゃないですよ。
最高裁:裁判を引き継ぐとき、裁判員にDVDを観てもらった例がある。3日間かけDVD視聴 裁判員裁判、初の差し戻し審(日本経済新聞 2013年1月28日)
仙台地裁では東日本大震災で中断し、裁判員を選び直して昨年8月に再開した裁判員裁判でも、中断前の審理を録画したDVDを再生。視聴時間は6日間の審理で計約16時間にも及んだ。終了後、裁判員経験者から「目が疲れて頭が混乱した」「直接質問したかった」などの意見が出ており、今回も裁判員が同じ感想を抱く可能性がある。

地裁:ほらグッド(上向き矢印)「混乱した」「直接質問したかった」だの、不満があるじゃないですか。バッド(下向き矢印)
最高裁:君は裁判員制度に反対かね?目ペン
地裁:反対しません。解りました。やりますよやります。あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)たらーっ(汗)たらーっ(汗)

※あくまでも管理人の想像です。フィクションです。

地裁(弁護士、検事など)はあくまで仕事上のことでこうやって悩んでるんだから、特に裁判員候補者さんが仕事以外のことで悩まなくてもいいんじゃないか、と。
やりたきゃやればいいし(たとえ日給欲しいだけの理由でも)、やりたくなきゃ辞退すればいいし(たとえ遊びに行く日だけの理由でも)
いきなり行くのはちょっとショックが大きいか、と思ったら、裁判傍聴したり、裁判員のゲームsaibaingame_200x40.jpgスウィートホーム炎上事件をやってみて、だいたいこんな感じ、みたいなのをつかんでおくことをお勧めします。

だから、裁判員は解任になろうが、誰のせいでもないし、だれにも迷惑はかかりませんって。
一番大事なのは、自分はどうしたいのか?ってこと。




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posted by akibacchi2980 at 01:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 裁判員やりたくない。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
引用ありがとうございます。

地裁と最高裁の会話、面白いですね!
確かに、そんな雰囲気ありますよね、現場と中央って感じで。

議論することを考えると、やる気になっている人ばかりで構成するのが望ましいと思います。
ただ、呼び出しをかけた中のほとんどが辞退して数パーセントの希望者が裁判をするというのも、違和感があるんですよね(今は、そこまでではないですが、辞退がラクになれば、そんな感じになるんじゃないかと)。
Posted by 山岸陽平 at 2014年01月23日 22:03
裁判員は制度としてちゃんと定着しています。
なのに、違和感って何ですか?
一般市民が裁判に行けないぐらい、日常生活が忙しいのでは?
そういう人が多いんですよ。
私が裁判員制度の正直な感想は
「法曹界ってワガママだなあ」です。
もちろん、忙しい日常を割いて参加する人がいます。
その方がいいとも思います。
裁判所から呼ばれたら、さっさと行く。その方がどんなにいいことでしょう?
しかし、勤め先の理解が足りないとか、家庭の理解が足りないとか、精神的な負担が思ったより大きいようです。

「選任手続きに行く人が寂しい」
弁護士は裁判員になりたくてもなれません。
だから、単なるだだっこのように思います。
知らない世界に1人で放り込まれる、一般市民の身にもなってください。
Posted by 管理人 at 2014年02月01日 06:22
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