2012年03月04日

金沢主婦殺害事件 裁判員らは?

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金沢・主婦殺害:「被告は真実語らず」 遺族、裁判員ら心情吐露−−判決公判 /石川(毎日jp 2012年3月3日)

「法廷で真実を話して反省してほしかった」−−。金沢市の主婦、F.Hさん(当時27歳)殺害事件で2日、強盗殺人罪などに問われた元NHK委託カメラマン、W.Y被告(36)に無期懲役を言い渡した金沢地裁判決。閉廷後、記者会見した裁判員経験者が被告への心境を吐露した。表情を変えず判決に聴き入ったW被告。涙を浮かべながら判決に耳を傾けたFさんの遺族も「被告が真実を語らなかった」と悔しさをにじませた。

 ◆遺族「被告は自己弁護に終始した」と批判

 「被告人を無期懲役に処する」。午後3時、金沢地裁1号法廷。神坂尚裁判長が主文を述べる声が重々しく響き渡った。W被告はこれまでの公判と同じ、白いシャツとカーディガンに、黒色のズボン姿。背筋を伸ばして立ち、正面を見据えたまま判決を聴いた。判決理由に進み、着席した後も神坂裁判長を見つめ続けた。「甚だしく自己中心的な犯行。残りの人生の全てで罪を償うのが相当」との量刑理由にも表情は変わらなかった。

 法廷内で判決を聞いていたFさんの母親は終始、厳しいまなざしを被告席に向けていたが、時折ハンカチで目を押さえ、肩を震わせた。父親は神坂裁判長を見やりながら、じっと内容を聴いていた。閉廷後、2人は代理人弁護士を通じ「適切な審議と判断をして下さった裁判官と裁判員に敬意を表したい。被告が真実を語らず、自己弁護に終始したのは残念」とコメントした。

 ◆裁判員「有罪認定に迷いはなかった」

 直接、W被告と事件とを結びつける証拠はなく、閉廷後に記者会見した裁判員と補充裁判員経験者からは「最初は判断が難しいと思った」との声も聞かれた。ただし最終的な判断については「証拠や証人の証言から、有罪認定に迷いはなかった」と一様に語った。

 「第三者の男たちが事件に関与したとみられる」とのW被告側の主張には「リアリティーが感じられなかった」「信ぴょう性がない」「証拠に合わせて作られた話だ」と、それぞれが信用性を強く否定した。また、この日の法廷でのW被告の様子について、裁判員を経験した30代の会社員、金布正樹さんは「あくまで自分は無罪だと思っているように見えた」と感想を述べた。裁判員経験者の50代の南也司志さんは「現実から目をそらさず、真実を話してほしかった」と話した。

 判決を受け、金沢地検の金山陽一次席検事は「検察側の主張、立証に理解が得られて良かった。長期間の公判に尽力した裁判員に敬意を表したい」と話した。弁護側は「被告人の主張が認められなかったことは残念。控訴は本人の意向を確認して決める」とコメントした。

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 ◆判決要旨

 金沢地裁判決の要旨は次の通り。

 <被告が犯人であるか>

 (1)被告の車内に被害者の血液が相当多量に付着していることなどから、犯行場所は被告車内と認められる。

 (2)被害者の死亡時刻は被害者が被告に会いに行くと外出した時点から長くとも2時間以内。

 (3)被告は事件当夜、自宅パソコンで「血のにおい 消す」「殺人 懲役」「海岸 白骨」とインターネットで検索した。

 (4)被告は元妻に「事件当日は1日家にいたことにして」とアリバイ工作を頼んだ。

 (5)知人には被害者が生存しているかのように装う工作を依頼した。

 (1)、(2)は被告が犯人であるという事実と強く結び付く。(3)は、被告が、この時点で被害者の死体が海岸に遺棄されているという状況を把握していたとうかがわせる。(4)、(5)も被告が犯人でなければ説明が困難。総合すると、被告が被害者を殺害した犯人と認められる。

 <被告の公判供述の信用性>

 被告は公判で「殺害、死体遺棄をしていない。犯行は、金銭を支払うよう脅されていた被害者の元交際相手(以下「X」)らによると考えられ、自分は巻き込まれただけ」と供述する。だが、全証拠をみてもXらが実在したとうかがわせるのは被告の供述だけ。Xと知り合った経緯は不自然で信用できない。被告が犯人との推定を覆すに足りない。

 <結論>

 検討の結果、被告が犯人であると特段の事情がない限り認められる。そして、被告の公判供述などは、この推定を覆すに足りず、被告が被害者を殺害したと認定できる。

 <量刑理由>

 刃物で数回、被害者の首を突き刺しており殺意の程度は強い。動機は株式投資資金として受領した金銭を宝くじに費やし債務の支払いを免れる目的で、甚だしく自己中心的。被告は犯行後、アリバイ工作や偽装工作などの証拠隠滅行為に及んだうえ、逮捕・起訴以降も一貫して犯行を否認して自らの犯した罪から目をそむけ続け、反省の態度が全くない。被告に有利な事情を最大限考慮しても酌量して減軽する理由はない。残りの人生全てで罪を償わせるのが相当。
………
やはり、信憑性やリアリティーがないと裁判員の心証が悪くなるんですね。
だから「作った話じゃないの?」と思われてしまうわけです。
難しいです。裁判。



それじゃあ信用されないよ。人気ブログランキング! → iyaiya_oyaji.gif


posted by akibacchi2980 at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判員やりたい。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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