2010年10月01日

強姦から強姦致傷になった大分地裁の裁判員裁判

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裁判員裁判:性犯罪の証拠調べ、被害詳細は朗読せず−−地裁 /大分(毎日jp 2010年10月1日)
大分市内で女性に性的暴行を加えけがをさせたなどとして、強姦(ごうかん)致傷罪などに問われている杵築市、無職、H.S被告(37)の裁判員裁判は30日、大分地裁(西崎健児裁判長)で証拠調べがあり、被害者のプライバシーに配慮しながら審理が進められた。

 H被告は、同罪以外に、強制わいせつ罪など5事件でも起訴されている。この日はその5事件について、証拠調べが行われた。

 検察側は、現場見取り図や事件の再現写真について、傍聴席から見える大型ディスプレーは使わず、裁判員らの前にあるモニターのみに映した。被害者の供述調書で被害状況が具体的に書かれているとみられる部分は朗読されず、裁判員らが黙読した。

 また、29日の初公判前に行われた裁判員選任手続きでは候補者に対し、被害者の知人であることを避けるため質問票で過去の勤務先や通学した学校などの地域を確認したという。裁判員には男性4人と女性2人、補充裁判員は男性2人、女性1人が選ばれた。

 10月1日は、強姦致傷事件の証拠調べや、被告人質問が予定されている。

………
>また、29日の初公判前に行われた裁判員選任手続きでは候補者に対し、被害者の知人であることを避けるため質問票で過去の勤務先や通学した学校などの地域を確認したという。

裁判所はとても気を使っていますね。
というのも、この事件は事情が複雑だったようで。

わいせつされたので裁判員裁判は嫌です!(裁判員Blue過去ログ 2010年4月10日)
強制わいせつ罪の被害者が「裁判員裁判はイヤ」を理由に容疑を変更してくれ!だと。

容疑変更:被害者に配慮「強姦」に 大分県警(毎日jp 2010年4月9日)

大分市内で20代女性が性的暴行を受けけがをした事件で、大分県警大分南署が容疑者の男を、強姦(ごうかん)致傷容疑でなく、強姦容疑で逮捕・送検していたことが分かった。強姦致傷で立件すれば裁判員裁判の対象となるため、被害女性が不安を訴えていたという。被害者のプライバシー保護の立場から、同署はあえて強姦致傷での立件を見送った。

 同署は6日、同県杵築市、無職、H.S被告(37)=強制わいせつ罪で公判中=を強姦容疑で逮捕し、8日送検した。容疑は昨年9月4日、大分市内の路上を歩いていた同市内のアルバイトの20代女性の体を押さえつけ「騒ぐと殺すぞ」などと脅し、乱暴したとされる。女性は軽傷を負ったという。

 同署は強姦致傷容疑での立件を視野に捜査していたが、被害女性が「裁判員裁判になると、誰が裁判員になるか分からない。声や顔が分からないようにしてくれても不安がある」などと訴えた。

 被害女性は当初、告訴自体にも難色を示したが、同署の説得で先月、強姦容疑で告訴した。

 女性は裁判員裁判でなければ、最高刑が無期懲役となり、強姦より重い強姦致傷容疑による立件を望んでいたという。

 性犯罪の裁判員裁判では、プライバシーが保護されないことによる被害者の2次被害をどう防止するかが課題となっている。裁判では起訴状の朗読などに際し、被害者の実名や年齢を伏せるなどの配慮が各地でなされている。

………
しかし、この後、検察庁で事情が変わったらしい。

大分県警の強姦事件、強盗致傷に(裁判員Blue過去ログ 2010年4月27日)
以前に、強姦致傷は裁判員裁判になるからイヤだと、強姦罪として立件されたニュースがありました(過去ログ)。
どうやら、地検の判断が出たようです。

警察が配慮で立件見送り、地検は強姦致傷起訴(YOMIURI ONLINE 2010年4月27日)

大分県警が、女性に乱暴した疑いのある男を、被害女性の心情に配慮して裁判員裁判の対象とならない 強姦 ( ごうかん ) 容疑で逮捕、送検した事件で、大分地検は27日、男を裁判員裁判の対象となる強姦致傷罪で大分地裁に起訴した。

 地検は「法と証拠に基づき、適正に起訴した。プライバシーには配慮する」としたものの、裁判員裁判になることについて女性が納得しているかは、説明しなかった。

 起訴されたのは、大分県杵築市相原、無職H.S被告(37)(強制わいせつ罪などで公判中)。起訴状によると、H被告は昨年9月4日未明、大分市内の路上で、帰宅中の20歳代のアルバイト女性の体を押さえつけて乱暴し、頭部打撲など5日間のけがをさせたとしている。

 県警は当初、女性がけがをしたことから強姦致傷容疑で捜査したが、女性が「事件を知られたくない。裁判員裁判で審理してほしくない」と訴えたため、同容疑での立件を見送り、強姦容疑で送検した。

………
被害女性が裁判員に

「顔見られたら嫌だ」

っていう気持ちも解らなくはないんですけどね〜。
証拠も大型スクリーンには映らなくってモニターのみ。
傍聴がつまらないでしょうね。
いや、別にちゃかしてるわけじゃないですよ。
ただ、傍聴人の感想が「裁判ってつまらない」ことになったら、
事件の理解はされないな〜と思いました。
それより、証拠をバーン!と公開して、傍聴人にインパクトを与えられたら、

「被告に厳罰を!」

と皆が思うし、強姦するのはこんなに悪いことだと感じる人が多いのではないか。。と。

管理人の思い込みなんですかね〜。
やはり、被害女性はそれだけ傷ついてるんですから、
簡単に行かないんですかね。




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posted by akibacchi2980 at 21:54| Comment(3) | TrackBack(0) | 裁判員やりたい。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も強姦致傷の被害者です。
これから実際に裁判となりますただでさえ事件の被害にあい、傷付いているのに裁判員や傍聴人などの一般人に自分自身のプライベートな事を知られるのにはとても抵抗があります。
裁判は傍聴人を楽しませるものではありません。
ちゃかしてるつもりはないと書かれてますが、傍聴がつまらなくなる等という意見は十分ちゃかしていると思います。
Posted by 被害者 at 2011年09月28日 15:31
HN被害者さん

刑事事件の被害者というのは、強姦致傷だけではありません。
様々な事件で被害者はたくさんいます。
その中には、強姦致傷の被害者よりもひどく傷ついた被害者もいますよ。
被害者の証言は裁判の大きな証拠になるのにもかかわらず、
「裁判員裁判になるのなら強姦致傷は嫌だ」
とした女性は、ただ単に駄々をこねているだけだと思います。
それでも、強姦致傷として起訴した検察官は事件をよく見ていたと思います。
傷ついているから、傍聴人がおもしろがるからといって、プライベートを知られるのに抵抗があるからといって、事件をうやむやにする、それが最もいけないことではないでしょうか。
裁判を傍聴することは国民の権利です。
傍聴人は真実を知りたくて、裁判を傍聴しにくるのです。
テレビに出てくるような変な傍聴マニアばかりが傍聴人ではありません。
そちらこそ、ちゃかした意見を書き込むのはやめて、よく事件のことを考えてください。
Posted by akibacchi2980 at 2011年09月28日 20:11
あなたは頭が悪いですね。今時なんらかの被害にあった人にもっと辛い目にあってる人もいるんですよなんてゆう人がいるんですね(笑)それはあなたなんですか?あなたは強姦されるよりひどい目にあったんですか?何もわからない人は黙ってて下さい。不快です。
Posted by 専門 at 2013年09月10日 21:57
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