2015年07月02日

心斎橋通り魔事件に死刑判決!

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<Yahoo!ニュース>心斎橋通り魔に死刑 2人刺殺、責任能力認定 地裁判決(2015年6月27日 産経新聞)
 大阪・心斎橋の路上で平成24年6月、男女2人を無差別に刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職、I.K被告(40)の裁判員裁判の判決公判が26日、大阪地裁であった。石川恭司裁判長は「無差別殺人は極めて残虐で、死刑を回避する理由が見いだせない」として、I被告に求刑通り死刑を言い渡した。

 I被告は公判で、起訴内容を認め、「『刺せ』という声(幻聴)に従おうと思った」と動機を説明。争点は刑事責任能力の程度と量刑に絞られていた。

 石川裁判長は判決理由で、I被告には犯行当時、覚醒剤使用の後遺症による幻聴があったことは認めながらも、犯行への影響は限定的で、完全責任能力があったと判断した。

 検察側はこれまでの公判で、幻聴の影響は乏しく、完全責任能力があったと主張。「殺人の中でも悪質で残虐性が高く結果も重大」として死刑を求刑した。

 判決によると、I被告は24年6月10日、大阪市中央区東心斎橋の路上で、音楽プロデューサー、M.Sさん=当時(42)=と飲食店経営、S.Tさん=同(66)=を包丁で刺して殺害した。公判は5月25日に始まり、計12回の審理を経て6月18日に結審した。

遺族も「死刑」を切望していたようです。
<Yahoo!ニュース>心斎橋通り魔 遺族「死刑以外ない」 事件から3年…判決ようやく(2015年6月26日 産経新聞)
 白昼の繁華街で、通行人の男女2人が無差別に殺害された大阪・心斎橋通り魔事件から3年。殺人罪などに問われた無職、I.K被告(40)に対し、大阪地裁は26日、死刑を言い渡した。被害者の遺族が求め続けた極刑の結論。後回しにされた主文が法廷に響くと、犠牲となった音楽プロデューサー、南野信吾さん=当時(42)=の父、浩二さん(71)は静かに両手で顔を覆った。

 浩二さんは被害者参加制度を利用し、初公判から傍聴を続けた。「今ここにいることがつらく苦しい」と葛藤を抱えながらも、「どういう気持ちで私の大事な息子を殺したのか知りたい」と、意見陳述や被告人質問にも臨んだ。

 バンド活動に青春をささげ、メジャーデビューも果たした自慢の息子。3人の娘に恵まれた幸せな生活を、I被告に唐突に断ち切られた。

 遺体の首や腹には14カ所もの刺し傷があった。「人をなぜ殺すの。なぜ普通に慎ましやかに暮らせないの」と涙ながらにI被告に向かって叫び、「死刑以外に考えられない。それが人としての責任の取り方だ」と訴えた。

 もう一人の犠牲者、飲食店経営の佐々木トシさん=同(66)=の長男(45)も「最後の親孝行」として公判を傍聴した。両親の離婚を機に3歳で父方の祖母に引き取られ、佐々木さんとは長く連絡を取ることができなかった。だが約10年前から交流が始まり、「本当の親子になっていこう」と、失われた母子の時間を懸命に埋めていたところだった。

 意見陳述では「理不尽な犯行でかけがえのない母を失った。死刑でなければこの世に正義はない」と声を震わせた。

 長男は閉廷後、「何の落ち度もない2人を何回も刺して殺害した。死刑は当然だ」とのコメントを発表した。ただ、「それでも母は生き返らない。遺族はその現実と向き合いながら生きていかなければならず、静かに見守ってほしい」と改めて無念さをにじませた。


さて、この裁判でも「責任能力」が争点となりました。
一体、責任能力って何でしょうかね〜?
<Yahoo!ニュース>容疑者の「刑事責任能力」とは 心神喪失者はなぜ無罪? /早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語(2014年10月1日 THE PAGE)から引用します。
「心神喪失」と「心神耗弱」
刑法39条は
1項 心神喪失者の行為は、罰しない。
2項 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。

としています。行為に対して人は責任を持ちます。罪と裁かれれば罰(報い)を受けます。犯罪者は非難されるべきだからです。罰もまた責任です。報いを果たさせて「もうこりごりだ」と思いこませるのが刑罰の基本。物事の良し悪しの判断がまったく付かない状態で、犯罪に当たる行為に及んだとしても責任(非難)の問いようもないので心神喪失=責任無能力の者は罰しないという考え方で西欧を中心に近代刑法が登場した19世紀頃すでにハッキリと現れています。その頃同じような主張をしたマックノートン・ルールなどが日本の刑法の基盤となっています。「責任なければ刑罰なし」の原則とも呼ばれます。

仮に心神喪失の者が殺人を犯して懲役20年の判決を受け確定したとします。しかし彼・彼女は何でそうしたのかも、そうした事実も認識できません。要するにわけがわからないのです。それを懲役という罰を与えて非難されても、やはり意味が理解できません。よって矯正(欠点を直す)効果も期待できないのです。

いや〜、何度説明されてもさっぱり解りません。
障害イコール喪失・耗弱ではない

もちろん障害があるからといってイコール喪失ないし耗弱と認められはしません。裁判では、酔っ払い運転で人をひき殺した場合、その瞬間は心神喪失であったとしても、大酒を飲んで運転したらどうなるか飲む前に予見できたはずだから当たらないという判決も出ています。

何のことやらますます解りません(泣)。

被告は、そんな責任能力なんてどうでもよくなるほどのヤバい奴だったようです。
大阪心斎橋通り魔・礒飛京三はどんな人生を送ってきたのか―薬物と暴走族総長・ヤクザの過去(NEVERまとめ)
珍走族→暴力団→薬物汚染→金がない→死刑になりたい?
だから殺人したの?最悪です。

この事件に関しては、裁判員の人は「よくやったな!」と思いました。






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posted by akibacchi2980 at 05:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判員やりたくない。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする